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第75話

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2022/02/23 02:10





その後色々検査を受けさせられた









どうやら比較的軽傷で、酷いのは足首の火傷くらいらしい









私はすぐに退院できた









だけど、いつまでたっても実弥と連絡が取れない









まさか、本当に火事に巻き込まれた?









私が知らされていないだけで、実弥は………









嫌だ………絶対にそんなの









本日何度目かの実弥への電話









コール音が続く









その時、コール音が止んだ














不死川実弥
不死川実弥
『………電話、出れなくて悪ぃ』










.
あなた

実弥………ほんとに実弥…!?

不死川実弥
不死川実弥
『あ?お前誰にかけてたつもりだったんだよ』
あなた

だって………実弥っ…全然……

不死川実弥
不死川実弥
『………泣いてんのか?』





そう言われて気がついた









目の周りが熱くて、涙が止まらなかった









心臓の鼓動も速い








あなた

っ……うっさい!バカ!アホ!

不死川実弥
不死川実弥
『………ごめんな』





いつもならきっと、"あ?うるせえ!"って言われてた









でも、その声は静かで、優しかった









あなた

ねえ何で!?何で試合出てなかったの!?後輩に出場譲るような性格してないでしょ!?

不死川実弥
不死川実弥
『あーあー……泣くか怒るかどっちかにしろよ』
不死川実弥
不死川実弥
『まあ……帰ってから話すわ。
まだやること残ってっから』
あなた

…………ほんとにそれだけ……?






何を言ってるのか、自分でもよく分からなかった









でもこれを切ったら、実弥の声が二度と聞けなくなるような気がした









不死川実弥
不死川実弥
『…それだけだから気にすんな。
とにかく、元気そうでよかったわ』
あなた

ぅん……

錆兎
錆兎
おーいあなた、飯出来たぞ…
錆兎
錆兎
うおっ、大丈夫か?
あなた

ぁ、お兄ちゃ…

錆兎
錆兎
おいこら実弥!
なにあなたのこと泣かせてんだ!
不死川実弥
不死川実弥
『げっ、錆兎……!』
錆兎
錆兎
"げっ"つったか今
あなた

あの……お兄ちゃん?

錆兎
錆兎
お前と連絡つかないってあなたずっと不安だったんだぞ
不死川実弥
不死川実弥
『それに関しては俺が悪いけどな!
いきなり叫ぶなよ!』
錆兎
錆兎
で、勝ったのか?赫咲に
不死川実弥
不死川実弥
『…負けたよ。完敗だ』
あなた

っ…………

不死川実弥
不死川実弥
『だから、明日にはそっち帰ることになった』
錆兎
錆兎
……そうか
不死川実弥
不死川実弥
『じゃ、集まりあるから切るわ』
あなた

ぁ……実弥

不死川実弥
不死川実弥
『ん?』
あなた

皆に言っといて

あなた

………お疲れ様って

不死川実弥
不死川実弥
『おー、言っとく』
不死川実弥
不死川実弥
『アイツらお前の事気にしてたからな、飛んで喜ぶぞ』
あなた

じゃあ飛んでるとこ写真撮っといて

不死川実弥
不死川実弥
『お……おう…?』
あなた

………冗談

不死川実弥
不死川実弥
『冗談言えるなら、大丈夫そうだな』
不死川実弥
不死川実弥
『じゃあ、また明日な』
あなた

うん、また明日

錆兎
錆兎
………とりあえず、明日実弥は尋問だな
あなた

止めたげて

錆兎
錆兎
…腹減っただろ?
あなた

…うん、お腹空いた

錆兎
錆兎
よし、じゃあ行くぞ
あなた

はーい