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第77話

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2022/03/24 12:56





その日は、道具の後片付けだけで解散となった



















私はと言うと、実弥とまた駄菓子屋さんに寄っていた









ひささんは、実弥の傷跡を見ても、何も言わなかった









私たちにとっては、とても有難かった









買ったアイスを古ぼけたベンチに座って食べる










片手には、おまけでくれた醤油煎餅があった









不死川実弥
不死川実弥
あ、
あなた

な…なに

不死川実弥
不死川実弥
これ、返しとくわ





実弥が鞄の中から出したのは、なんと私のイヤリングだった









東京で買ってくれた、あのイヤリングの片方










あなた

……何で実弥が持ってるの?

あなた

しかも1個だけ

不死川実弥
不死川実弥
…………あの火事のとき、お前さっさと火の中に飛び込んでっただろ?
不死川実弥
不死川実弥
俺も一応お前を追いかけたけど、あの炎と煙で、全然見つけらんなかった
不死川実弥
不死川実弥
しばらく探してたら、それが床に落ちてんの見つけて…
不死川実弥
不死川実弥
そのすぐ先に、お前が倒れてた





改めて聞いて驚いた









本当に実弥は、あの火の中、私を探してくれた









私の我儘で勝手な行動で……









不死川実弥
不死川実弥
そんで、お前を外に運び出した
不死川実弥
不死川実弥
あと、刀は無事だから安心しろ
あなた

えっ…………ほんと…?

不死川実弥
不死川実弥
おー
あなた

っ…………良かったぁ…

不死川実弥
不死川実弥
良い訳ねえだろこのドアホ!
あなた

いった…!

不死川実弥
不死川実弥
まじで死ぬとこだったんだぞ!?
せっかく何もねえ時代だってのに、"また"死んだら元も子もねぇだろ
あなた

…………"また"…?

あなた

……実弥………覚えてたの?

不死川実弥
不死川実弥
…まあな
不死川実弥
不死川実弥
つっても、完全に思い出したのは高校上がってからだ
あなた

っ……………

不死川実弥
不死川実弥
たーっく、"今の"あなたは表情豊かだよなー
不死川実弥
不死川実弥
前はほとんど笑わなかったし……
て、俺のせいだったな
あなた

……別に、気にしてないし…

不死川実弥
不死川実弥
………そーか
不死川実弥
不死川実弥
じゃ、俺は何年も待ったんだ。
言わせてもらうぜ
あなた

お……おす…

不死川実弥
不死川実弥
宣戦布告じゃねーわ





実弥は、目を細めて笑った









そして、こう言った














不死川実弥
不死川実弥
好きだ、あなた……100年前からずっと










あなた

ひゃっ…100年前からってことは……

不死川実弥
不死川実弥
おー、鬼殺隊やってたときからだな
あなた

………………え!?

不死川実弥
不死川実弥
……そんな驚くことでもねえだろ…
不死川実弥
不死川実弥
何なら平安時代かららしいから、1000年以上前からになんのか……?
あなた

ひ…ひぇ……

不死川実弥
不死川実弥
悪ぃがさすがにそこまでは覚えてねえけどな
不死川実弥
不死川実弥
でも、奈猫が言ってただろ?
あなた

………言ってた…気がする

不死川実弥
不死川実弥
で、お前はどうなんだよ
あなた

…わ、私っすか………

不死川実弥
不死川実弥
言えよホラ
あなた

っ〜〜〜…

あなた

…………………………好き…

不死川実弥
不死川実弥
……知ってた
あなた

知ってたの!?

不死川実弥
不死川実弥
後半は割と分かりやすかったぞ
あなた

な"っ………………!

不死川実弥
不死川実弥
ハハっw















『…ようやく、報われる時が来たのう……』