実際の方々とは関係ありません
もう一度ご確認
実際の方々とは関係ありません
それでもいい方はどうぞ
僕に、両親は居なかった。
物心付いた頃にはもう、施設にいた。
この施設は、
強い者が弱いものを支配する。
が当たり前だ。
そんな所で、僕が虐められない訳がない。
虐めっ子①
「おい、夏樹!!放課後裏庭のアソコへ来い。
来なかったら…わかってるよな??」
花江
「あ、、え、わ、解りました…」
虐めっ子②
「見ろよこいつ、ビビってやがるw」
花江
「ビビってなんか…」
虐めっ子①
「じゃあ、来るよな」
虐めっ子の皆
「楽しみにしてるかんな
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
あぁ、また…また痛いんだ…
放課後
虐めっ子①
「お!!おせぇんだよ!!ったくよぉ、お前、自分の立場、わかってんのか??あぁ!?!?」
花江
「ヒッ…ご、ごめんなさい…ごめんなさい!!!」
虐めっ子②
「ハハハwww情けねぇなぁwww」
ドスッドスッバチンッドカッ
花江
「がッあ"!!やめ…グハァッ!!!」
身体中にアザができる感覚。
痛い痛い痛い痛い痛い!!!
虐めっ子②
「おい立てよ!!ちょっとこっち来い」
そう言われた頃には、腕も足も色んな所が痛くて、訳がわからず着いていく
虐めっ子②
「これ!飲めよ」
花江
「は…?んッ!?ゴクッゴクッゴクッ」
虐めっ子①
「なに飲ませたんだ??w」
虐めっ子②
「知ーらねっwなんか貰ったんだけど、身体中が痛く
て気を失った人も居たらしいクスリだとよwww」
虐めっ子①
「おーおーwww頑張れよ夏樹wwwwww」
虐めっ子②
「じゃあなwwwまた、付き合えよ??www」
花江
「あっ!?!?あ、あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!!!
~~~~~~~~~~~!!!!!」
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!
あれから何分経っただろうか。
わからない
気がつけば空は暗くなり、体の痛みはもう、麻痺してしまい、わからない。
でも、これだけは解る。
この理不尽の世界では、神様なんていない。
助けてくれる人もいない。
ただ、自分で生きていかなければならないのだ。
???
「痛かっただろう。もう、大丈夫。独りじゃないよ」
今までそう生きて来た僕に、手をさしのべてくれたあの人の名前は…
アンケート
続きを作るなら??は誰?
下野紘
29%
江口拓也
42%
西山宏太朗
7%
その他
22%
投票数: 156票
その他が多かった場合は、次に出した話でまた新しい人を出しますです!!
アンケート
プラス
梶裕貴
61%
浪川大輔
39%
投票数: 121票
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!