第4話

夏祭り
1,208
2018/07/17 10:00
今日は地方へロケ

風磨「だぁ〜…疲れた…」

健人「お疲れ様〜」

マリ「なんか、旅館って久しぶりじゃない?」

勝利「確かに」

聡「…なんか音聞こえない?」

ドンドンドン

健人「…太鼓?」

マリ「近くでお祭りやってるのかな?」

聡「そーなの!?
俺行きたい!!」

勝利「やってるかわかんないよ!?」

風磨「でもあっちの方やけに明るくね?」

健人「ほんとだ…
マネに許可もらっていく?」

「ダメです」

5人「うぉっ…」

風磨「びっくりせんなし…」

マリ「ボクお祭り行きたい!
まだ時間もあるし!ね!」

「ダメなものはダメ」

聡「なんでですか〜!」

「バレたらどうするの?」

勝利「バレないようにする!」

「騒ぎになったら大変でしょ?」

健人「大丈夫だって!行こう!?」

「健人、あなたも止める側の人間」

健人「えっ…」

風磨「ふっw」

勝利「俺行きたーい」

聡「俺も〜」

マリ「ボクも〜」

健人「俺も〜」

「…」

風磨「俺も〜」

「ちょっと風磨!」

勝利「みんな行きたいって!!
ね!!いいよ!」

「そんな顔で言われても…」

聡「マネージャーさんも行こう!」

「だから、ダメだって」

健人「いいじゃん!
息抜き!」

「ん〜…
じゃあちょっとまってて」

風磨「待てませーん
よし、お前ら準備しろ〜」

「ちょっと風磨!」

マリ「わーい!
お祭りだ〜!」

聡「何食べよっかな〜」

勝利「聡お腹壊さないでよ?笑」

聡「大丈夫ですーw」

健人「よし、じゃあ行こーう!」

「え、ちょ、待って!」

みんなが先にどんどん行っちゃうので私も仕方なく着いていくことに…

バレてもしーらない

〜〜〜

マリ「うっわー!!
お祭りだー!」

聡「やばい!テンション上がる!」

「ちょっと静かに!
みんな変装してないんだから」

勝利「浴衣着たかったな〜」

健人「レンタルしてるところあったよ?」

マリ「えっ!?」

「さすがにダメ!」

風磨「よし、浴衣レンタルしてるところ行くぞ〜
あなたもな」

「だ、だから!」

話を聞かない5人は浴衣レンタル屋さんへ

店員「いらっしゃいませ」

健人「6人で!
1人は女性用でお願いします」

店員「わかりました」

私はもう止める気力も無く店員さんになされるがまま、浴衣を着終えた

外からみんなの楽しそうな声が聞こえて、私も少しは楽しくなるものの、お祭りでバレないかすっごく心配だ

「はぁ〜…」

店員「そんなにため息ついてると幸せ逃げちゃいますよ?
今日はお祭りなんだから楽しく、笑顔でね!」

「…そうですよね…
楽しまないと意味無いですよね」

店員「そーよ
可愛いお顔が残念
…よしっ、じゃあいっておいで!」

「はいっ、ありがとうございました」

風磨「あ、来た
おせー…」

健人「えっ…ほんとにマネ?」

マリ「可愛い!!
あなたちゃん可愛いよ!」

聡「似合ってる似合ってる!
わー、可愛い!」

勝利「逆にマネージャーで目立ちそうw」

「やめて
ほら、もう行くよ」

私たちは浴衣を着て、お祭りに行った

前を下3人が歩き、後ろに私達3人が歩いてる

上二人はもう完璧保護者

聡「あっ!りんご飴!」

マリ「あー!綿あめだぁ〜!」

勝利「あ!射的だ!」

下3人が自由に動き回る(何歳だよ)から上二人はそれに振り回されっぱなし

あんまりはしゃぐなって…

聡「りんご飴ひとつ下さい!」

店員「あいよ〜
200円な〜」

聡「ありがとうございます!
やったぁ〜!」

健人「まっちゃんもう買ったの!?
はえ〜…
みんなとはぐれちゃうから行くよ!」

聡「あ、うん!」

マリ「わたあめひとつください〜」

店員「500円な〜!」

マリ「OK」

店員「あいよ
気をつけてな!」

マリ「サンキューです!」

風磨「マリウスわたあめとか太んぞ」

マリ「あっ、風磨くん!
いいもーん動くから!」

風磨「そうかよ
あいつらとはぐれんから行くぞ」

マリ「はーい」

勝利「射的1回やらせてください」

店員「お、兄ちゃんやるかい?
300円だよ」

勝利「お願いします」

パン

パン

パン

パン

パン

店員「…す、すげ〜…」

勝利「やった♪」

「ちょっと勝利」

勝利「あ、あなたちゃん!
見てみて!取れたんだ〜」

「良かったね
みんなとはぐれちゃうからもう行くよ?」

勝利「はーい
ありがとうございました〜」

私たちは何とかまた合流し、川沿いに座った

風磨「意外と楽しいな笑」

聡「風磨くん達何も買ってないじゃん!」

健人「お前らに手一杯だったんだよ!w」

マリ「え〜
じゃあ今行ってくれば?」

勝利「僕達ここに居るから〜」

風磨「絶対飯待ってんだろ」

勝利&マリ&聡「あ、バレた?笑」

健人「そんな顔で言っても何も出ませんよ〜笑」

「ふふ」

風磨「んじゃあ、買いに行くか」

健人「だな〜」

「じゃあ私も
絶対に動かないでよ?」

マリ「はぁい」

聡「おっけい!」

勝利「了解」

健人「じゃあ行こっか」

私たちは下3人を置いてまた屋台があるところに戻った

風磨は焼きそば全員分、健人はたこ焼き全員分、私は飲み物全員分買った

風磨「なんか、俺らだけ損してね?」

「うん…」

健人「まぁ、可愛い弟達の為と思え」

風磨「無理だわー…」

「私も…
まぁいっか
これも思い出だね」

風磨「…だな笑」

健人「じゃあ行きますか」

健人はさりげなく私の荷物を持ってくれた

重いから俺持つよだってさ〜

ほんとに紳士だね

風磨「足、痛くない?」

「え?」

風磨「下駄」

「あ〜…
今は平気」

風磨「そっ
痛くなったら言えよ?」

「うん」

あら?
このグループ紳士2人もいましたっけ?

そんなことを頭の中で繰り広げているとみんながいる所に着いた

さっきと同様座り、みんなで食べて、話してまったりした

すると

ドドーン

健人「うっお…」

「花火…?」

いきなり始まった花火

みんなそれを見ておぉ〜とかすっげーとか、騒いでる

綺麗だな〜

なんて思って見てると視線が…

視線を感じる方を見ると全員こっちを見てた

「な、なに?」

勝利「マネージャーさんの素の笑顔って初めて見たな〜って」

マリ「長年一緒にいるのに見たこと無かったから」

健人「花火に負けないめっちゃ綺麗笑顔だね」

聡「毎日その笑顔でいてください」

風磨「…まぁ、ブッサイクでは、ない」

勝利「出た風磨くんのツンデレ…」

マリ「正直に言えないのかね〜」

「マリウスおばさんみたいになってるよ」

マリ「えっ!」

「うそうそ笑
みんなありがとね」

5人「これからもよろしくお願いします」

「もちろんです」

私たちは花火が終わるまで見て、帰った

風磨「じゃあもう風呂はいったし寝るか」

健人「そうだね」

「じゃあ静かにちゃんと寝てね?
わかった?」

マリ「はーい」

「私隣の部屋だからうるさくしたらどうなるか分かってるよね?」

勝利「は、はい…」

健人「分かってます。」

聡「ってことで、おやすみなさい!」

「はいはい
じゃあおやすみ
明日7時に起こすから」

風磨「早い…」

マリ「まぁまぁ」

「ほんとにおやすみ」

5人「おやすみー」

この後5人は案の定枕投げをし、うるさくなり、私に怒られたのは言うまでもない

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