いつもの和室にて…
分身
フッ…帰ってきたぜ…!✨
分身
たで〜ま〜!
チョロ松
…!おかえり…
チョロ松
…ちょ、カラ松!どうやっておそ松兄さんを…
分身
ん?あぁ…実は俺が魔法で強制的にこっちに帰らせたんだ…✨
チョロ松
…なんか怖いんだけど…
分身
what!?どうしてだブラザーっ!💦
一松
…
一松
(…おかしい…このカラ松、何かがおかしすぎる…!)
一松
ね、ねぇ、カラ松…?(カラ松の肌を触ろうとする)
サッ…(カラ松がとっさにガードする)
一松
…!
分身
ん?どうしたんだ、一松?
一松
…いや、なんか…蚊が…
分身
蚊…そうか。
一松
(…やっぱりおかしい…!いつもだったら…!)
カラ松
何!?蚊ぁ!?どこだ!叩き○してやる…!
一松
(…って言って必ず仕留めるはずなのに…!)
一松
…まさか…
一松
…ごめん、ちょっと抜ける。
トド松
ん?あ〜、分かった〜
十四松
いってらーっ!!
一松
はあ…っ、はあっ…!
一松
くそ…っ…、
俺はへなへなと座り込んでしまった。
…遅かった。
一松
( 黙って行くとかひどすぎんだろ…でも心配なのは…)
一松
…カラ松…分身でもかなり力を使ったはずなのに、本物連れて、無事こっちに帰れんのかよ…?
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第17話 番外編 前編
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。