『ぬぇっ?!』
びっくりして思わず変な声が出てしまう。
🥀「どうしたのよあなた笑笑」
『あの人……』
🦁「あ、」
🦁「あなたちゃん!」
そう言って初日からテンションが高いきむてひょんさん。
『まさかてひょんさんが私の同い年とは……笑笑』
🦁「ねー、気に入んない!」
『え?』
🦁「なんかさ、その“てひょんさん“てのがめちゃくちゃ気に入んない( ˙-˙ )」
『あぁ、それじゃあ』
『てひょん?』
🦁「………うん!それがいいや!」
『うん分かった!』
🥀「あんたら展開が早いのね笑笑」
🦁「でしょでしょー!これでも昨日あった人だから笑」
🥀「あぁ、笑笑」
🦁「そういえばさ、俺さっきから言おうと思ってたんだけどさ」
🦁「さっきから僕のこと殺気の目で見てくる彼はだれ?」
てひょんが指さす先には
🐰「…………」
私がふられた(?)はずのぐくがてひょんのことを何も言わずに鋭い目付きで見ていた。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。