第20話

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2021/01/24 05:08


ベッドで眠っているのは





紛れもなく俺の可愛い彼女







初めて出会ったあの1年前から







俺はずっと七虹香が好きだった。









やっと。







やっと両思いになれた。







こんなに可愛い子が俺の彼女だなんて







未だに信じられない







俺は、茶髪のさらさらの









ストレートな髪を優しく指を通した。
風見七虹香
風見七虹香
んん…ゆ、うくん…
小川優輝
…寝言か。笑
…ん?



さっきまでは気づかなかったが






指に絆創膏が







怪我でもしたのかな…?







俺は少し気になりつつ






また視線を七虹香の寝顔に戻した。






魅力があり過ぎる七虹香が…








誰かに取られるんじゃないかって






すごく不安になる。













小川優輝
…七虹香は絶対誰にも渡さない。
俺だけの七虹香だ。



俺は自分の理性を止められず





七虹香に顔を近づけて






ちゅッ











キスをしていた。

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