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第15話

# 君の心に入り込む(後編)
学校が終わって、私は急ぎ足で

“あの店”に向かった。

入口付近は今日も綺麗な粉雪がちらちらと

舞っている。

扉を開けると、、、




山田涼介
山田涼介
いらっしゃい、あなた。
銉野
銉野
こんにちはー
水樹   蒼唯
水樹 蒼唯
ちょっと、俺の店!
いらっしゃいは俺のセリフ!
山田涼介
山田涼介
いーじゃん別に
水樹   蒼唯
水樹 蒼唯
ホンマにもー……(´Д`)
山田涼介
山田涼介
あ、そーいや
あなたに渡すものがあった!
銉野
銉野
え……?
山田涼介
山田涼介
取ってくるから待ってて〜





彼はそう言って奥に消えていった。

私は自然と蒼唯さんと目を合わせ

あの作戦を実行した。

その作戦とは、山田さんが飲む紅茶の中に眠り薬を入れてその間だけ

私が彼の心を探っていく……というものだ。

幸い、山田さんはいないのでテキパキと作業が進められ

彼が戻ってくる頃には

用意が終わった。

山田涼介
山田涼介
あったあった。
あなた、腕貸して!
銉野
銉野
は、はい……?
山田涼介
山田涼介
……あげる
山田さんはなんと高そうなブレスレットをつけてくれていた。
銉野
銉野
これ……貰っていいんですか?
山田涼介
山田涼介
うん、あなたに持っていて欲しい。

そう言って山田さんも腕を上げた
山田涼介
山田涼介
俺とオソロ

そう言って笑う彼に嬉しい気持ちはあったが

心の中に入る緊張さで上手く笑えなかった。

銉野
銉野
ありがとうございます、大事にします

そう言った次の瞬間

紅茶を飲んだ山田さんが眠りについた。


水樹   蒼唯
水樹 蒼唯
……準備はいい?

蒼唯さんの声が少し遠くで聴こえる。


私はブレスレットを握りながら頷いた。


当たりが白い粉雪に包まれ


周りが見えなくなった。









次見えるようになった時は私は知らない場所に1人でぽつんと立っていた