第47話

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2021/02/08 13:32
北「あなた〜!行くよ〜!」


『今行くー!』
今日はやっと学校に行ける日

心の状態は全然“やっと”じゃないけど

あの女たちは退学。

でも、噂は広まっちゃったみたいで

それが悪い方向に行かないといいけど、

って思いながら前みたいに北斗と並んで

学校への道を歩く。
ジ「昨日は俺だったー!」


慎「でも前に1回の仮がある!」


樹「どうでもいいよ笑」


「「よくない!」」


髙「男らしくないな笑」


ジ「こいつ男だし!」


慎「そうだよ!付き合ってねーし!」


ジ「だよな!」


慎「おう!」


髙「仲良くなってるし笑」


樹「意味わかんねぇーこいつら笑」
なんて相変わらずうるさい集団が前から歩いてくる。

これも懐かしいなー

なんて思えたのも束の間

その後ろには私が守った人と想った人がいた。
『ッ、!』
私は好きなのに叶わない。

恋って切ないね...
ギュッ
北斗は私の手を握ってくれた、
北「あなたには俺が付いてるよ!」


『そ、そうだよね...うん。』


北「辛かったら後ろにいな?」


『大丈夫、ちゃんと乗り越える、』


北「そう?」


『乗り越えなきゃ!こんな姿見られたら、
お母さんに怒られちゃうしね笑』


北「あなたは強いね!(ニコッ」
そう言って次はハグをしてくれる

さっきまでチクチクしていた痛みも

抱きしめてもらえばだんだん治まってくる
樹「あいつら笑」


愛「え!」


慎「マジか!」


ジ「まさかのまさか...!」


髙「これはそういう事?」


樹「そういう事笑」


大「......」


樹「そこのリア充〜?」


北「なに?」


髙「認めんのな笑」


北「間違ってないからね?」


『北斗ッ///』
こうして私の学校生活は新たな幕を向かえた。







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