第17話

💔16
1,024
2021/01/03 10:32
『ハァ~ハァ~』
何回手に息を吹きかけただろうか。

約束の時間になっても北斗は来てくれなかった。

だけど私はどこからこんな思いが湧いてきたのかは分からないけど、



“北斗は絶対に来てくれる。”



そんな思いを持ちながらずっと待っていた。

そんな考えをしていた私がバカだった。

大我みたいに北斗も私のこと嫌いになったんだ...

そう思っていたら、

目の前に身長の高い男性が2人。
男1「ねぇーねぇーお姉ちゃん1人?」


『何ですか。』


男2「おー気の強い子かな?」


男1「そんな子、俺の大好物(ニヤッ」
ニヤけた顔を見て寒気がした。

隙を見て逃げようとしたけど

冷えた体が言うことを聞いてくれず

立った瞬間、男の方に倒れてしまった。
男1「おおっと!」


男2「なになに?もしかして立てれないの?」


男1「それは大変だね〜」


男2「俺たちがお世話してあげるからね〜!」


『いやッ!』


男1「おい、暴れんなよ〜!」


男2「お姉ちゃん綺麗なんだから〜」
逃げたいのに、

叫んで助けを求めたいのに、

寒くて、怖くて、

何も出来なかった。

それから男たちは私を連れて路地裏に...

その後は襲われて、

男の人の力に勝てる訳もなく、

最後には私の中に男たちの液体が放たれてしまった。







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