樹との話は勿論あなたの話をした。
でも、話を切り出したのは樹で
樹「俺、あなたに告白してきたよ。」
北「ぇ、?」
樹「でも、ちゃんと切りつけてきたから。」
北「それって、」
樹「振られてきた?まぁ、正確に言えば、
振ってもらったが正しいかな?」
北「樹...」
樹「だからさ、早くあなたを幸せにしてやって?」
北「ありがとう、、!」
樹「じゃあ〜今日は北斗の奢りで!」
北「今回は許す。」
樹「よっしゃ笑」
だから、俺はあなたに告白した。
樹の為にも絶対にあなたの幸せを...
そう思ったから
北「ねぇ、あなた?」
『ん?どうした?』
北「俺、あなたのことがまだ心配。」
『うん、』
北「引っ越さなくていい。」
『うん』
北「だからさ、俺とここで一緒に住まない?」
『ぇ...?』
北「あなたを信用してないわけじゃない。
でも、あなたを1人にしておくと...」
『北斗、』
北「あ、えっと...」
考えてたら口走ってた。
にしても、凄いこと言ったな俺...。
あなた引いてないかな...
俺のこと重いとか思ったかな...
って言ったからもうどうしようも無いんだけど、
でも、あなたは違った。
『いいよ、?』
北「ぇ、」
『いいよ。一緒に住も?』
北「いいの?」
『うん。お母さんも居なくなっちゃったし、
私も、最近寝る時に不安になっちゃったりする...から、』
北「あなた...」
『よろしくね笑』
北「ありがとう笑」
こうして俺たちは一緒に住むことになった。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。