第22話

💔21
1,011
2021/01/07 12:10
昨日の光景が頭から離れなかった。

寝るにも寝れずに結局寝れたのは起床時間の1時間前

自分で起きれずに久しぶりに親に起こしてもらった。
大「ごめん!遅れちゃった、」


愛「大丈夫だよ!来てくれるだけで嬉しいんだから!」


大「ごめん。」


愛「それよりも顔色悪いけど大丈夫?」


大「昨日寝れなくて笑」


愛「え?それって大丈夫なの?」


大「うん笑 心配しないで?」


愛「なんかあったら言ってね?」


大「ありがとう笑」
いつも通りに愛の家まで迎えに行って

一緒に学校まで向かう。

んだけど...

やっぱり昨日のことが気になって

愛が楽しそうに話していることも

つまらないことも、楽しいことも、

どんな話も愛おしく思えるのに

今の俺はどんな事でも頭の中はあなたのことしか考えられなかった。












そして俺は本人の気持ちは無視して

みんなに打ち明けた。
大「あのさ、あなたのことなんだけど...」


樹「なに?大我があなたの話するなんて笑」


慎「明日なんか起こる?!笑」


ジ「マジで起こったりしちゃって!笑」


大「真剣なんだ。」


ジ「え、あっ、ごめん。」


慎「ごめん。」


北「で、何があったの?」


大「昨日、放課後なんだけど、」


髙「うん。」


大「教室に忘れ物取りに行ったの、」


愛「行ったね、」


大「その時にあなたが居たんだ。」


樹「それがどうしたの?」


大「俺、覗くつもりはなかったんだけど、
凄い真剣に見てるから何かと思って見ちゃったんだ。」


髙「うん。」


大「そしたら、あいつ、母子手帳持ってたんだ。」


北「は、?」


樹「それって...」


ジ「え、それってヤバいんじゃね?」


慎「妊娠してんの?」


髙「お腹大きいって言ってたのってそれなんじゃ...」


愛「あのさ、もしかしてなんだけど、」


大「ん?」


愛「私たちがクリスマスにデートした時に、
あなたが男の人に連れてかれてるところ、」


樹「あぁ、なんか言ってたね〜」


愛「それが原因何じゃないかな?」


北「でもそれが1番有り得るかもしれない。」


髙「北斗になんか連絡しそうだけど。」


ジ「え、でもお前変えたよね?」


慎「そうじゃん!」


樹「だからか、」


北「え、俺、守れなかったってこと...?」


大「もしかしたら、そうかもしれないね。」
その日から俺たちはあなたのことを見張るようになった。






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