第39話

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920
2021/02/08 13:30
あなたも俺も風呂に入り終わり

あとは寝るだけの状態。

でも、怖くて寝れないのか眠りに付けないあなた。

さっきからずっとTVを見ている。

そんなあなたを横にし

俺は樹にさっきの事を報告した。
樹
あなたは大丈夫なのか?
北斗
今はまだ寝れないみたい。
樹
そんなに重傷なんだ。
北斗
だから、樹にもあなたのこと見てて欲しいんだ。
樹
愛しの人の為なら何でもしますよ!
北斗
頼もしいわ笑
樹
任せなさいよ!
そんな会話をしていたけど、

そう言えば俺があなたに気持ち伝えたこと。

あなたへの気持ち。

樹にちゃんと話した方がいいかな...
北斗
あのさ、今度話したいことあんだけど、
樹
いいけど
北斗
じゃあ、今週末あたりで。
樹
了解ー
樹はこの時に気づいていたんだろうか

俺が何を話したかったのか...
『北斗?』


北「ん?」
ずっとTVを見ていたあなただったけど、

いつの間にか俺のことを見ていた。
『どうかした?』


北「いや、何でもないよ?」


『ならいいけど、』


北「じゃあもう寝るぞー」


『うん。』
もう眠たそうな顔をしてたから、

俺はもう寝る為にも、

気づかれない為にも寝ることを提案した。
流石に好きだとは言え、

まだ付き合ってもないから一緒にベットで寝るのは止めにして

下で寝ようとした時...
『嫌だ...』


北「は?」
いきなり俺の服をちょっと引っ張って

俺の目を見つめるあなた。

そんな事言われてもさ、

どうしようもねぇーじゃん。
北「寝るまでここに居るから。」
だけら、早く寝ろ。

と言うように俺は言ったけど一向に手を離さないあなた。
『一緒に寝る...』


北「いや、それは...」


『小さい頃は寝てくれた...』
そんなこと言われたら拒否出来ねーじゃん。
北「今日だけだそ。」


『ありがとう〜!』
そう言うと笑顔でお礼を言って

少し震えていたあなたを包み込んで眠りについた。






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