病室に戻ると愛が居た。
愛「やっと戻って来た!」
『彼氏さんお借りしました〜』
愛「私はいつでも会えるからねー!」
『このリア充め!』
愛「羨ましいならあなたも作れ!笑」
『そんな相手が居ないから!非リアなんです〜』
愛「可愛いのにね?」
『でも非リアから1つ』
愛「なに?」
『ちゃんと大切にするんだよ?』
愛「言われなくても〜」
『愛だけの大我じゃないんだからね?』
愛「確かにね、」
『大丈夫!大我はちゃんと愛のこと好きだから!』
愛「そうなの?」
『ここだけの話...』
私は愛にさっきのことを話した。
勿論、私が告白したことを除いてね?
その話をすれば愛の顔はだんだん赤くなっていく。
これで終わり何もかも...
その後、お土産を渡してくれて
ちょっとしたラブラブを見せつけられて
2人は帰って行った。
大我は私の気持ちを知っている。
だから、愛はその姿を見て、
愛「大我どうしたの?」
って心配していたけど私が、
『ちょっと私が重い話に付き合わせちゃって笑』
っと笑いながら言うと難なく受け入れたらしく
何も無かったかのように話していた。
2人が帰ると入れ替わりのように北斗が入ってくる。
『ねぇ、北斗。』
北「どうした?」
『北斗は好きな人いる?』
北「居ないけど、守る人は居るよ。」
『じゃあ、私が北斗の前から消えたらどうする?』
北「俺が消えさせない。」
『何でそんな自信があるの?』
北「あなたのことは命かけてでも守るって決めたから。」
『北斗が居ない時に居なくなったら?』
北「なに?あなたは消えたいの?」
『...』
うん。消えたい。
なんて言えなかった。
消えたいはずなのに...
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。