第3話

スガ先輩の決意。
3,083
2020/04/03 17:20


ご飯の準備が出来たとの事で先輩達を探してます。



「〜〜。〜〜〜〜。」
私
こっちからスガ先輩の声!


走って階段を通り過ぎようとした時。

バッ
私
なっ……?!
澤村大地
澤村大地
シーーっ。

一生懸命にスガ先輩の声を辿っていたから
大地先輩と旭先輩に気付いていなかった。
私
どうしたんですか…?(ボソッ
東峰旭
東峰旭
聞いてれば分かるよ…(ボソッ


少し遠くにいるスガ先輩の声が聞こえた。

『次へ進む切符が欲しいです。』

私
(なんの話……?)

『それを取ることが出来る事が、俺より影山なら』

私
ッ……

『迷わず影山を選ぶべきだと思います』

私
ここから私ッ…離れます……。
澤村大地
澤村大地
あなたっ…聞いてやってくれッ…

『影山が疲れた時、なにかハプニングが合った時
穴埋めでも、代役でも、3年生なのに可哀想って思われても、試合に出られるチャンスがあるのなら。

なんでもいい。』
私
大地先輩ッ…旭先輩ッ…
澤村大地
澤村大地
気合い入れんぞっ。1回でも多く勝つ。
東峰旭
東峰旭
おうっ。
私
私もっ…全力でサポートしていきますっ。
澤村大地
澤村大地
ありがとな。聞いてやってくれて。





_______着々と音駒との練習試合が近付く。

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