美鈴先輩と鈴華先輩とシュート練習をした
普通にただただシュートを打っていただけだけど、先輩の優しさが嬉しかった
だから、、
私の顔には涙が流れていた
一粒の涙が、、
自分でもわからない
自然と
そう言って先輩は頭をポンと優しく叩いて、、
それがスイッチとなり、私は大粒の涙を流した
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もう、あんな辛い思いはしたくない
あんなの嫌だ
辛かった
寂しかった
もうあんなになりたくない
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1年になってすぐ、私はずっと1人だった
他の5人はいつも仲よく話していた
ただただ合わないだけだった
性格が合わなすぎた
それでもなんとかやってきた
なのに、なのに、
今になってまた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。