第6話

6話
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2024/01/08 03:36







稽古を終えて先生の授業も終わった












伏黒恵
あなた、風呂行くか
伏黒 あなた
うん、早く入って梢子さんに診て貰わないと
伏黒恵
嗚呼、じゃあまた後で




さりげなく私の頭を撫でるようにして部屋に戻っていく恵





伏黒 あなた





家族がいるだけで安心するのは凄く不思議な気分







そう思いつつも入浴場へと向かった







私は普段から温度を37前後のお湯を使っている







それ以上は結構熱くて42度以降は火傷する時がある






きっちり37度のお湯を被ったあと、着替えて硝子さんのいる部屋へ向かった






家入梢子
来たね、座んな
伏黒 あなた
はい





体内温度と呪力の巡り具合







私の体は式神を扱う他にもうひとつ術式がある







それは”氷雪術式” その名の通りの術式







この術式が体に影響して夏場でも隣に並んでいれば冷気を感じるくらいになった






家入梢子
風呂上がりなのにもう冷えてるな
家入梢子
あなたの体に問題は無いのはこの体が術式の体質になり始めているからで
家入梢子
もしこの体の呪力が消えた時、身体が耐えきれずに凍ってしまう可能性が高い
家入梢子
呪力だけは切らさないように
伏黒 あなた
わかってます。毎日聞いてますから
家入梢子
よろしい
家入梢子
さ、これ持ってもう部屋に戻っていいよ
伏黒 あなた
ありがとうございます



渡されたのは白湯






白湯を飲んで少しでも冷気の上昇を押さえつける為だ






熱い、と思いながら自分の部屋ではなくとある部屋に向かった






そう。








私の毎晩の日課である恵の部屋へ行くこと。





伏黒 あなた
(寂しん坊の弟のため…)











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