第53話

chapter*52
400
2018/04/24 14:05
木之本 冬矢
ほんとに、大丈夫?
七瀬 心遥
大丈夫だよ!多分
龍見 知夏
私代わるよ?
七瀬 心遥
私はしっとる、鈴木くんとデートするんでしょ?
龍見 知夏
うっ・・・
いいなぁ。。デート

私も一回くらいしたかったなぁ・・・























あははは・・・

そーいえばデートの一回もしてなかったのか。。。

なにそれ、、、


私たち、ほんとにつきあっとったんやろか・・・
鈴木 拓也
知夏ーーー!あっ、七瀬先輩!
七瀬 心遥
こんにちは
鈴木 拓也
こんにちは!
龍見 知夏
拓也くん。。心遥ちゃん見たときの方が喜んでた・・・
鈴木 拓也
え?!やっ、あのな、、その・・・
知夏ちゃんの耳元で鈴木くんがなにかいっている。

それを聞いたあと知夏ちゃんは私を見てニコッとしたあと帰ってしまった・・・
七瀬 心遥
なんやったんやろ・・・
雪白 百合
さぁ・・・
木之本 冬矢
とりあえず行こっか
七瀬 心遥
そーだね、百合、また明日!
雪白 百合
はい。また明日!
百合と別れて被服室へと向かう。



その途中、木之本くんが、私の手を引いた。
七瀬 心遥
えっ
木之本 冬矢
しっ、静かに・・・
木之本くんの目の先には楠野くんと倉橋さんの姿。

手を繋いで、笑顔。

誰が見てもお似合いカップル。



というか、あれがタイムラインに載るって言うね笑笑

お似合いカップルの愛の告白

だってさ、








私を振る瞬間も、ほしかったなぁ・・・

なんて、

おかしな子とを考えてしまうのは、

それほどに私に余裕がないから。





あの二人の愛が見えるから。




愛を感じさせるから。





私にはないものを







あの二人は持ってるから。。。。

































この世界は“不公平”だ。。

プリ小説オーディオドラマ