40.2と温度計には表示されているものの、信じがたい温度だ。
なんか、魘されてるし。。。
まずは頭冷やすべきなのか?
じゃあなんできたってはなしだよなぁ
まずリビングから保冷剤さがそ
そっとはいって冷蔵庫を探し、その中から保冷剤を取り出す。
先輩の部屋に戻り、首のしたに保冷剤をおいた。
掠れた声で先輩が言う。
何か作ろう。
なぜかそういう気持ちになった俺は、リビングへと戻った
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そう。
作れるはず。
大丈夫。作った記憶は普通にある。
それが食べれたことも。
よし。作ろう。
と、おもったんだけど、、、、
人ん家のキッチン使っていいのか?
一旦家に帰るか?
いや、それもそれで面倒だしなぁ
もう、いっか。
借りまーす
だしってどこにあるんだ?!
フラフラ~と先輩がこっちに来る。
いつもの先輩とは全然違う。
ちっさくなった心遥って感じ。
フラッ──・・・
胸の中にいる先輩に急にそういわれると、いつも以上に照れる。
え゛・・・
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!