第33話

chapter therty-two
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2018/03/14 07:49
楠野 悠人
何この温度
40.2と温度計には表示されているものの、信じがたい温度だ。
七瀬 心遥
ん、、、、、
なんか、魘されてるし。。。

まずは頭冷やすべきなのか?
楠野 悠人
他人の看病とかしたことないんだけど
じゃあなんできたってはなしだよなぁ
まずリビングから保冷剤さがそ
楠野 悠人
失礼しまーす
そっとはいって冷蔵庫を探し、その中から保冷剤を取り出す。
楠野 悠人
あ、これね
先輩の部屋に戻り、首のしたに保冷剤をおいた。
七瀬 心遥
きも、ちぃ・・・
掠れた声で先輩が言う。
何か作ろう。

なぜかそういう気持ちになった俺は、リビングへと戻った
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楠野 悠人
お粥なら作れるはず
そう。

作れるはず。

大丈夫。作った記憶は普通にある。

それが食べれたことも。

よし。作ろう。




































































と、おもったんだけど、、、、


人ん家のキッチン使っていいのか?

一旦家に帰るか?

いや、それもそれで面倒だしなぁ





もう、いっか。


借りまーす
楠野 悠人
えっと、、、ご飯と卵と水とだし。。。
だしってどこにあるんだ?!
七瀬 心遥
ゆ、うとくん??
楠野 悠人
え、先輩?!なんで起きてんですか!!
フラフラ~と先輩がこっちに来る。
七瀬 心遥
だしはねぇ~ここだよ・・・
楠野 悠人
ありがとうございます・・・
いつもの先輩とは全然違う。

ちっさくなった心遥って感じ。
フラッ──・・・
楠野 悠人
おっと、、、、あぶね
七瀬 心遥
ゆうと、、、、好きだよ。。。
楠野 悠人
っ・・・俺も、好きですよ
胸の中にいる先輩に急にそういわれると、いつも以上に照れる。
七瀬 心遥
・・・わか、れるなんて、、、言わないで・・・そばにいて・・・
え゛・・・

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