ほんとは、大丈夫なんかじゃないんだけどね
理由もわかってる。
なのに、解決しにいけないのは、、、、
私に勇気がないから。
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前の班ではないなら、、、悠人くんともなれるかも?!
そう思ってた私は甘かった。
あんなすぐに儚くこの考えは消えた──・・・
わかってる。
この子が私になぜこういったかを。
私が同意すれば、悠人くんが何を言わないと思ったから。。
てか、、普通に呼び捨てだし。。
木之本くんは、なぜ気づくの。
いつもみたいに軽くいてよ・・・
なんで、木之本くんが先に気づくの?
なんで、悠人くんよりも速いの・・・
クシャッと頭を撫でられる。
こーいうの、悠人くんにもされたかったかも
私の手を引き走るむっちゃん。
バスケ部速いよ・・・
帰宅部をまって、、、
いまごろ、悠人くんと倉橋さんはなにをしてるかな。
わらいながら、クラスを回ってるから。
お似合いカップルとか、言われてるのかな。。
ほんとに、、、どうしたらいいのかな
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そして、今に至るんだけど。。。
なんか、すごく手遅れ。
倉橋さんがすごい。
好きって気持ちが物凄くおおきいんだなって。
私は、彼女なのにあぁやって抱きつけないし。腕を組むことさえできないでいる。
こんなんじゃ、彼女失格だよね
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。