第32話

chapter theirty-one
488
2018/03/12 08:48
七瀬 心遥
し、んど、、、い
からだがおもい。

熱を測ったら38.5℃

高すぎでしょ・・・

なんでこー言うときに限って母さんはいないのよ・・・

父さんも単身赴任中だし。。。

お兄ちゃん──・・・
ガチャ──
七瀬 心遥
おに、ちゃん、、、?
もしかして、、私を気にして戻ってきてくれたとか・・・?!
楠野 悠人
ざんねんでした。違います
七瀬 心遥
えっ?!
扉は開いてなくてもわかる。

悠人くんが、そこにいる。
七瀬 心遥
な、、、で、、、?
楠野 悠人
先輩に言わなきゃならないことがあるので
言わなきゃならないこと・・・?

まさか・・・・

































"別れてください"

"前から思ってました。"

"倉橋のほうが甘えてくれるし。"

"俺と先輩はあってなかったんですよ"





今朝の夢が思い出される。

やけにリアルだった、あの夢が。。
七瀬 心遥
いや・・・ききたく、ないっ
楠野 悠人
え?
あ、、、、やばい。。
七瀬 心遥
あたま、、いたい・・・・
楠野 悠人
先輩?!開けますよ!
ガチャ──
楠野 悠人
・・・ぃ・・・です・・・
扉を開いて入ってきた悠人くんが目に入ったところで、私の意識は遠退いていった───

プリ小説オーディオドラマ