第43話

chapter*42
428
2018/04/21 13:15
七瀬 心遥
今何時・・・
楠野 悠人
もうすぐ日付変わりますね~
七瀬 心遥
ごめんね。肩濡らしちゃった・・・あと、こんな遅くなっちゃって
楠野 悠人
え?べつに構いませんよ?その代わり・・・
七瀬 心遥
ぇっ・・・
バンッ───
楠野 悠人
襲っていいですか?
七瀬 心遥
っ・・・
床ドンからの耳元で、しかも甘いボイスでいわないでよ~・・・
無理って言えなくなるよ・・・
楠野 悠人
先輩?その顔はいいの?
七瀬 心遥
・・・う、ん
楠野 悠人
なんか、変わりましたね・・・
七瀬 心遥
へ・・・?んっ・・・
素朴な疑問も深いキスでかき消される。

部屋に響く水音。

うまく吸えない酸素。

目尻にたまる涙。




チュッ・・・チ、ュ・・・チュッ
楠野 悠人
辛い?
七瀬 心遥
・・・少し
楠野 悠人
すみません。でも、許してくださいね
七瀬 心遥
んっ、、ふ、ゎ・・・
深いキスが何度も続き、私の体力にも限界が訪れる。
七瀬 心遥
も、、や・・・ハァハァ
楠野 悠人
先輩。俺、今日は無理かもしれません・・・
七瀬 心遥
ぇ・・・
一瞬、悠人くんの顔が険しくなり、私を苦しそうな顔で見つめてきた。
楠野 悠人
俺は先輩だけが好きですから・・・
彼がなにをいっているのか私には理解が出来なかった。

でも、それ以上に




涙を流した彼に、なにも言えなかった・・・
そして、そっと私の首に顔を埋め、キスをし強く吸ってきた。
七瀬 心遥
いた、っ・・・
あ・・・キスマークつけられてるのか。。

と思ったけど、おかしなレベルに吸いすぎだと思う。

前にもつけられたことあるけど、そのときはもっと軽かった気がするし・・・
その後色んなところに跡をつけられ、いつのまにか眠っていた私に布団をかけた悠人くんは家に帰っていた。


また、最後までしないんだなぁ


なんてどんだけ変態なことかんがえてんだろ

でも、そんな考えがすぐに散るなんてしらなかった。






























































今日は、学校にテレビが来る。

“未成年の主張”

というテレビ名の。。。。

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