第7話

💙7


びっくりして彼の顔を見ると、少し怒っている

「あの…なにか?」

『人に助けてもらっといて、お礼も言えないの?最近の高校生は』

恐らく彼は先程のことをナンパが何かだと勘違いしているらしい

私にとってはただの客だからどうでもいいけど、あの男はむしろ被害者だ

勝手にナンパ扱いされたのだから。


樹『大体、こんな時間に高校生がそんな短いスカート履いて街なんかいたらやばいってわかんないのかな?』

一生懸命ドアを閉めようとするが、彼のドアを抑える力が強くて無駄な抵抗のようだ。

なぜ、私はただの隣人にそんなことを怒られなきゃいけないのかとイラついてくる

私だってあの男から貰えるはずのお金を貰えなくなったのだ。私こそ被害者だ