第2話

💙2


私の周りには当たり前だがファンなど1人もいない

それどころか友達も、彼氏も、家族すらいないのだ。


ただ、今の時代スマホさえあればだれとでも繋がれる。


それがたとえ、一時的な関係だったとしても。



〈メッセージが届きました〉


スマホを覗くと男から、今夜会えるかのメッセージ。

〈ゆりちゃん、今日は空いてるかな?〉

ゆりというのは私の偽名。

〈会えますようー♡楽しみです〉

真顔で打ったこのメッセージに、あの男はどれほど喜ぶのだろうか。