第12話

💙12

「なにしてんですかっ」

さすがに驚いて彼の胸板を思いっきり押した

キスをされて照れたわけではない
激しく怒りの気持ちが沸いてくる


なんなんだ、この人

樹『気に入ったよ、あなたちゃん』

わざとらしくちゃんづけして、ヘラヘラ笑いながら私の部屋を出て行く彼


なにも言い返せずその場に座り込んでしまった私。


ポケットに入れたスマホが鳴っているけど気にしていられない。

「なんなのよ、あの人…」