第15話

💙15


私が明らかに不機嫌な態度をとってるのにニコニコ笑ってる

なんだかその余裕さがむかついて、


「じゃあ行きます」

樹『え?』

「彼女だから、あなたの」

驚いた顔を一瞬したけどすぐまた笑顔に戻った彼








樹『コーヒーでいい?』

ピンクの可愛いマグカップにコーヒーを入れてくれた


「ありがとうございます」

樹『いーえ』

大きいソファなのに私とほぼくっついて座る彼


「…近くないですか」

樹『なんでダメなの?近くじゃ』

そう言ってそっと唇を重ねる


「あの、ちょっと聞きたいんですけど」

樹『いやキスした直後にその冷静さは傷つくなー(笑)』

「私となんで付き合うなんて言ったんですか?」


私の肩に手を回しながら私を見つめる彼。


樹『一目惚れ』

ニヤッと笑う彼の本心は見透かさなかった