第10話

💙10


一瞬本気で驚いたが、すぐに分かった

この人私のことからかってるだけだ


「早く部屋出てってください」

樹『返事聞かせろよ』

「私、そういう偉そうな人一番嫌いなんで」

樹『いいよ、彼女になったらとことん優しくしてやるよ』

腕を組んでニヤニヤ笑いながらこちらを見ている

アイドルだからって誰でも手に入ると思っているのだろう



「いいですよ、彼女になっても」

樹『へえー、じゃあ

「でも私、今日みたいなことはやめません。それで生活してるし、好きでやってることなんで」


私の発言に驚く彼。

そりゃーそうだろうな、こんな女のことさっさとやめて次に行ってくれ