第60話

お泊まり会計画
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2021/08/13 10:28

公平「うまかった〜」


佳奈「ごちそうさま」


亮「ゴミこっち」


愛衣「タピオカめっちゃ美味しい!」


奈生「タピオカ誰頼んでくれたの?」


愛衣と奈生が目をキラキラさせて私を見る。


周「あー、それはー、」


2人で目を合わせてニヤッとすると、亮が私と周の頭をぽかっと叩いた。


亮「お前らゴミよこせや」


優「あはは!はーい」


周「ごめんってー!」


2人で笑って亮が持つゴミ袋にゴミを入れる。


愛衣「??ねぇ、誰が」


愛衣は不思議な顔で私達を見る。


優「それ私が頼んだの」


奈生「へー!優が!めっちゃ美味しい、ありがとう」


愛衣「どこのお店ー?」


2人が笑って私のスマホを見る。


周「美味しいな、亮」


周が笑って隣に座る亮を見ると亮は恥ずかしそうにした。


亮「うるさい」


公平「お菓子めっちゃ買ったんだよ、食う?」


佳奈「愛衣と奈生が死ぬほど買った」


2人でエコバッグからお菓子をドカドカ出す。


優「食う!」


周「食べる!」





みんなでお菓子とタピオカを食べながら話をする。


楽しくてずっと笑っている。


愛衣「私みんなとお泊まりしたい〜」


佳奈「私もしたい」


周「俺も俺も!」


公平「冬休み、ここにいるメンツでお泊まり会でもする?」


公平の提案にみんなが賛成する。


優「する!」


亮「俺もしたい」


奈生「絶対するー!!」


愛衣「いつするいつする?」


佳奈「冬休み中だよね、」


佳奈のスマホのカレンダーをみんなで見ながらいつにするか決める。


優「亮、この日、」


私は佳奈のカレンダーを指さして亮の顔を見る。


亮「母さん達の結婚記念日だ」


優「去年も2人で旅行に行ったし、」


亮「今年も行くって言ってた」


私は亮の顔を見て笑う。


優「この日ならうちでお泊まり会できる??」


亮「母さんと父さんに相談してみよう」


亮は微笑んで言った。


私達の話を聞いていた愛衣達がぱあっと笑顔になる。


愛衣「ほんとに!?この日いいの?!」


佳奈「優と亮くんのお母さん達に聞いてくれるの?」


奈生「やった!」


周「まじ!?」


公平「ほんとありがとう」


亮「うん、多分いいよって言ってくれる」


亮は優しく笑う。


優「話してみるよ!」


愛衣「ありがとうー!」


周「結婚記念日に旅行って仲良しだね」


周は優しい顔で私と亮を見る。


優「うん、仲良しなんだ」


亮「仲良しすぎて、こっちが恥ずかしくなる」


亮は優しく笑った。



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