第37話

放課後練習
200
2021/06/13 23:04

2年生になって1ヶ月がたった。


新クラスでも奇跡的に5人が同じクラスになり、相変わらず5人でいる。


愛衣「ぎゃ!!」


女子「ちょ!愛衣大丈夫?」


佳奈「なにしてんの」


女子「もー!愛衣ちゃん大丈夫?」


愛衣が転んでみんなが駆け寄る。


優「あほだなー」


私は笑って愛衣に手をかす。


今は1週間後のクラスマッチに向けて放課後に練習をしている。


クラスマッチは女子のバスケと男子のバレーがある。


今はクラスの女子みんなで練習中だ。


女子「うわ、周くんカッコよ」


女子「ありゃあモテる」


女子「またスパイク決めた!」


女子「ジャンプ力えぐ!!!」


隣のコートでは男子のバレーがクラスの中でチームを作って練習試合をしている。


周は背が高い。


クラスで1番得点を決めている。


愛衣「休憩しながら男子のバレー見ようよ!」


愛衣が女子達に提案すると、女子達は目をキラキラさせて頷いた。


女子「はやく行こう!」


女子が私の手を握って笑いかける。


優「うん」


私も笑って一緒に歩き出す。


女子みんなで男子のところに行く。


男子「おおー!女子!!」


男子「やっほー」


男子「お前カッコつけんな」


女子「カッコつけてるーww」


女子「おつかれー!」


佳奈「男子って単純」


優「それな?w」


女子が来て盛り上がる男子達が駆け寄ってくる。


みんな楽しそうに話をしている。


公平「よ」


愛衣「よよ!」


佳奈「よ」


優「よー」


公平が私達の前に座る。


公平「バスケ見てたぜ、優大活躍だな」


公平が笑いながらジャージをめくって汗をふく。


愛衣「うちの優は運動神経抜群なので!」


愛衣がドヤ顔で笑う。


佳奈「愛衣はドジってるけどな」


優「さっきも転けた」


愛衣「そんなことない!私だって活躍してる!」


公平「ほんとかよw」


愛衣「公平くんまでそんなこと言うなんて」


愛衣が大げさに落ち込むから可笑しくて3人で笑う。


優「奈生と周は?」


公平「自販機行った、そろそろ来ると思うよ」


4人で話していると、私の頬と首に冷たいものが当たった。


優「ひゃっ」


あぐらから体育座りになって小さくなると、後ろから笑い声がした。


周「あはは!優驚きすぎ!」


奈生「あはは!」


周と奈生がペットボトルを持って笑っている。


優「冷たいな!あほ!」


私は笑って周と奈生を見た。

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