side あなた
『なん、だか…ごめんね?』
渡「あー、やべ。あ、あなたはここ座って?」
『やっぱ、忙しかったんだね。こんなに、お部屋が汚くなるくらい。』
結構な綺麗好きの翔太だけど、
結構部屋が汚かったたり、笑
渡「…」
『…』
渡「あ、あのさ。」
『ん?』
渡「俺、ファンのみんなには…その。あなたとは絶対ないとか言ってたけど…好きだから、ちゃんと。」
『んー、なんとなく分かってたけどね、笑』
渡「え!?」
『だって、大介と話してると毎回のように嫌そうな顔するでしょ?分かりやすいよ、しょっぴー。』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!