side:阿部
『そんなことがあったの?笑』
あなた「そうなんだよねぇ。しょぴまるもしょぴまるよ。20代前半の目黒にお前は来るな、なんて。笑」
あなたは気付いてないけど、
翔太は完全にあなたのことが
…好きっぽい。
昔こそは微妙な距離感だったけど、
今となれば、本当にカップルの距離感。
あなたは意外と距離感馬鹿の部類だから
さほど、気にしてないようだが
翔太の方は結構意識しているみたい。
『あなたは目黒のこと好きなの?』
あなた「まさかっ笑…私のタイプ知ってる?」
『知ってるよ。笑』
佐久間大介。
あなたはJr.の初めの方から
佐久間のことが好きだった。
でも、ジャニーズだから。
今でもしっかりと隠し切っているのは
本当に素晴らしいことだなと
俺は尊敬している。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。