目を覚ますと、ジョングクが隣で寝ていた。あのまま、寝てしまったみたいだ。外はまだ薄暗い。
ジョングクを起こさないように静かにベットから出て、準備をした。飛行機のチケットを持って家を出る。タクシーに乗って空港に着くとそこにはたくさんの人がいた。帽子を深く被って俯く。
💎「なぁ、、あれレイやない?」
💎「そんなわけないやん、ここ釜山やで。」
急がないとバレてしまう。その一心で、慌ててラウンジに入った。
それからしばらく経って、私は誰にもバレずに日本行きの飛行機に乗ることが出来た。乗ったあともバレないように俯く。
見渡せば見慣れない言語。聞こえてくるのは聞きなれない言葉。私は、日本の石川県という所に来ていた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。