俺は、Vライブをつけるとソファに座った。人が入ってくるまで挨拶を続ける。
ディノと一緒にレイも入ってきた。レイはそのまま、Vライブに参加する。
レイの隣にスングァンが並んで座った。その上に、やってきたディノが座る。そのディノの手をレイが握って、ニコッと笑った。
レイとディノの会話を眺めていると、視界の端にドギョムとホシが見えた。手を振って、画面から消えたと思ったら、また戻ってくる。
スングァンは、それだけ言うと楽しそうにあの二人に合流した。気にするなと言ってたのは誰だ。
ジュンの変な奇声を最後にこの行動は終わった。いったい、なんだったんだ。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!