※ネタバレ注意です。本当に見たい人だけ見ることをオススメします。このあと、本編を見る予定のある人は見ない方がいいです。「13少年漂流記」が終わるページまで飛ばしてください。
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ソウルでのコンサートが終わって、控え室までの道ではみんなが興奮していた。
ディノと一緒に控え室まで歩いていると、先に走って戻ったクプスとホシが何か叫んでいるのが聞こえた。
後ろにいた、2人も心配になったのか、みんなで急いで控え室に向かった。
花の前にみんなが集まって少し暑苦しい。
そう言って、カメラに向かってピースをしているバカには誰もつっこまず、ホシの持っている紙に注目していた。
ホシが紙を開くとそこには、
修学旅行という言葉に、メンバーのテンションが上がり始める。
私の言葉でミンギュがメモを開いた。
あぁ、そうなると思ったよ。ミンギュは、怒られた犬のようにしょぼんとしてしまっている。
私を含め、ヒップホップチームは一生懸命に拒否した。なら、ミンギュ一人で行け!!
スングァンの声とともに、1番上にあるメモをミンギュが取った。
誰からともなく、叫び出した。「ある素敵な日」は、先輩達もしていたリアリティだ、楽しみで楽しみで仕方がない、、そんな気分だった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。