第175話

完成
9,733
2020/05/20 06:09
ミンギュ
ミンギュ
じゃあ、、ヌナに言いたいことは?
エスクプス
エスクプス
…会いたい。ただ、会いたいんだ。練習生の頃から一緒にいて、2人で全部耐えてきた。あなたがいなくなったら、俺はどうやって生きたらいい…?
バーノンに背中を撫でられながら、思いを吐き出した。
エスクプス
エスクプス
もっと、気持ちを伝えればよかった。もっともっと愛してるって言えばよかった…
バーノン
バーノン
ヒョン…ヌナはちゃんとわかってたと思いますよ。
エスクプス
エスクプス
ごめん、、ありがとな、ボノナ。ウォヌとミンギュも。
見慣れた練習室もあなたがいないだけで色が無くなる。あなたの存在の大きさを改めて思い知らされた。
ジョンハン
ジョンハン
クプス…大丈夫か?
いつの間にか、練習室にはメンバーが揃っていた。
エスクプス
エスクプス
ああ、どうした?
ジョシュア
ジョシュア
僕達は、作業が終わったから戻ってきたんだ。ボーカルもパフォーマンスも出来たみたいだよ?
エスクプス
エスクプス
そうか…俺たちはあとは歌詞をまとめるだけだ。
ウォヌ
ウォヌ
出来たよ、ヒョン。
ウォヌは、そう言って紙を差し出した。俺が喋っている間にまとめたみたいだ。
ホシ
ホシ
俺らは、みんなちょっと暗い感じになるかと思ってわざわざ明るい曲にしたんだ…ヌナと一緒に考え出たフリだよ!
スングァン
スングァン
僕達の曲は、「口癖」です。
ドギョム
ドギョム
まだ、ヌナがいるみたいに名前呼んじゃうんです…口癖みたいに。
ウジ
ウジ
そこから、インスピレーションを受けて書いた曲だ。
収録曲が全部完成して会社に提出する。代表や、副社長はびっくりしていたけど、俺たちの真剣な顔をみて認めてくれた。

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