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誕生日に朝から俺だけ仕事で誰も起きてないし、午後には終わるから練習室に来いって言うからパーティーでもしてくれるかと思ってたのに…何この状況。
ドアを開けると今にも殴り合いが始まりそうな重い雰囲気。
スングァンとミンギュが今にも泣きそうな表情で飛びついてきた。そのまま、練習室の外に出る。
いつもは絶対怒らないスンチョルが怒鳴るなんて初めてだ。レイだって、ウジだってホシだって怒りをあらわにする方じゃない。それどころか、SEVENTEENは喧嘩をしないことで有名だ。
俺たち自主制作グループはウジが書いた曲をボーカルが撮っている間にヒポチがラップの歌詞を書いて、パフォチが振りを考える。
…なんだその状況
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。