第33話

13少年漂流記⑥
15,227
2019/07/07 00:22
目覚まし時計の音が鳴って、私達は目を覚ました。
レイ(you)
レイ(you)
おはよ…んぅ
エスクプス
エスクプス
せぶんてぃーん、起きろぉ…
目覚めたばかりのクプスがみんなに声をかけて、起こしている。ウォヌはなんか、言ってるし…ダジャレ?さむっ!
エスクプス
エスクプス
ミンギュや、行こう
今日の朝釣りに出かけるのは、クプスとジョンハン、私、それにミンギュだ。明るくなってきてすぐに私達は家を出た。
エスクプス
エスクプス
早く寝て、早く起きたからほんとに気分がいいよ
レイ(you)
レイ(you)
そーだよね、ソウルだったらこの時間に寝てたもん
みんなで談笑しながら歩いていると、浜辺にすでに何人かの年配の方がいた。
ミンギュ
ミンギュ
どこに行ったらいっぱい釣れますかね?
ジョンハン
ジョンハン
食べれるものなら、なんでもいいですっ!
おじちゃん達が教えてくれた場所に着くと、そこにはたくさんの魚が泳いでいた。
レイ(you)
レイ(you)
うわぁー、すごい!
魚を釣るのにはごませが必要だと言われたので、クプスと私で取りに行くことにした。
エスクプス
エスクプス
レイやー、はよ来い!
クプスもメンバーも仕事の時はお互いを芸名で呼ぶ。それは、デビューする時にみんなで話し合って決めたんだ。なぜかは、わかんないけど笑
レイ(you)
レイ(you)
ちょ、スンチョル!話したいことがあるんだけど…
だから、相手のことを本名で呼ぶ時は、大事な話がある合図。テレビでは、話せないようなね
エスクプス
エスクプス
ん?どした?
スタッフさんがテープを交換している間に、私はあのイェリムさんのことを話した。
エスクプス
エスクプス
え、そのイェリムってやつが俺の事狙ってんの?なんで?
レイ(you)
レイ(you)
いや、私みたいなもの好きもいるんだよ
エスクプス
エスクプス
おい笑
スンチョルの顔は笑ってるけど、目の奥の方は笑ってなくて…でも、スンチョルに任せれば大丈夫だと思った、
エスクプス
エスクプス
分かったよ、俺も気をつけとく。ほかのメンバーには?
レイ(you)
レイ(you)
もう、95LINEには言ったよ。スタッフさんは、ほかのメンバーには言わないでくれって
エスクプス
エスクプス
分かったよ、まー俺が気をつければ大丈夫だろ!
レイ(you)
レイ(you)
うん、信用してるからね?
少しだけ話して、私達は"レイ"と"クプス"に戻った。

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