目覚まし時計の音が鳴って、私達は目を覚ました。
目覚めたばかりのクプスがみんなに声をかけて、起こしている。ウォヌはなんか、言ってるし…ダジャレ?さむっ!
今日の朝釣りに出かけるのは、クプスとジョンハン、私、それにミンギュだ。明るくなってきてすぐに私達は家を出た。
みんなで談笑しながら歩いていると、浜辺にすでに何人かの年配の方がいた。
おじちゃん達が教えてくれた場所に着くと、そこにはたくさんの魚が泳いでいた。
魚を釣るのにはごませが必要だと言われたので、クプスと私で取りに行くことにした。
クプスもメンバーも仕事の時はお互いを芸名で呼ぶ。それは、デビューする時にみんなで話し合って決めたんだ。なぜかは、わかんないけど笑
だから、相手のことを本名で呼ぶ時は、大事な話がある合図。テレビでは、話せないようなね
スタッフさんがテープを交換している間に、私はあのイェリムさんのことを話した。
スンチョルの顔は笑ってるけど、目の奥の方は笑ってなくて…でも、スンチョルに任せれば大丈夫だと思った、
少しだけ話して、私達は"レイ"と"クプス"に戻った。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!