第126話

映画鑑賞
10,697
2020/03/10 15:13
レイ(you)
レイ(you)
いただきまーす!
スンチョルが用意してくれたのは、目玉焼きトーストだった。
レイ(you)
レイ(you)
ん〜っ!おいしい!!
エスクプス
エスクプス
よかった!
久しぶりの、2人だけの落ち着いた朝だ。練習生の頃が懐かしくなった。
レイ(you)
レイ(you)
今日は何するの?
エスクプス
エスクプス
んー、どこも行きたくないよな…家でゴロゴロするか?
レイ(you)
レイ(you)
お家デートだね
エスクプス
エスクプス
映画見よっか!
朝ごはんを食べ終わったので、私は食器の片付け、スンチョルはDVDをセットしに行った。
レイ(you)
レイ(you)
何にしたの?
エスクプス
エスクプス
んー、あったやつ。面白そうだったよ?
テレビを付けると、映画が始まった。電気を消して、できるだけ映画館っぽく演出する。
映画は恋愛モノだった。キュンキュンして、スンチョルの方をむくと、スンチョルもこっちを見ていた。
エスクプス
エスクプス
あなた…
レイ(you)
レイ(you)
ちょ、スンチョル…っ
ソファに押し倒されて、視界がスンチョルでいっぱいになる。
レイ(you)
レイ(you)
ここ、リビングだからっ…
エスクプス
エスクプス
だから何?
完璧にスイッチの入ってしまったスンチョルは止められない。
スングァン
スングァン
ただいまー!!!
玄関の方で声がして、私とスンチョルは飛び起きた。

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