第181話

実家
9,760
2020/05/28 00:06
練習室を出たあと、直ぐに釜山行きの新幹線を取った。そして、3日経った今私は家に来ている。
レイ(you)
レイ(you)
…ただいま、、
ジョングク
ジョングク
…ッ姉ちゃん!!
レイ(you)
レイ(you)
えっ、グク!?
あなた、おかえり。
家に入ると、そこにはお母さんと弟のジョングクがいた。リビングに入るなり、ジョングクに抱きつかれる。
ジョングク
ジョングク
姉ちゃん、、大丈夫?
レイ(you)
レイ(you)
うん、大丈夫だよ。
ちゃんと笑えていなかったのかもしれない。ジョングクはその大きい目に涙を溜めた。
レイ(you)
レイ(you)
も〜、なんでグクが泣くのさ…
ジョングク
ジョングク
だってぇ、姉ちゃんが…っ、!
レイ(you)
レイ(you)
くうっ、、ううっ…
ジョングクの目からポロポロと涙が落ちる。気づいたら、私の目からも涙が溢れていた。ジョングクに抱きしめられて声を出して泣いた。
あなたもジョングクももう泣き止みなさい。もうっ、ジョングクはなんで泣いてるの笑
いつもの暖かい笑顔でお母さんは私たちの背中を優しく叩いた。それだけで、安心して涙が引いていく。それは、ジョングクも同じだったみたいで、2人で顔を見合わせて笑った。

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