第101話

ペンサイン会〜ミンギュ、ドギョム〜
10,662
2020/02/16 05:37
ミンギュ
ミンギュ
ヌナ…
イェリム
イェリム
ミンギュ、久しぶりね
俺の前に立った、ヌナはあの時と凄く変わっていた。多分、ヒョン達の会話を聞いていなかったらわからなかったと思う。
ミンギュ
ミンギュ
俺はあの時からわかってたよ。ヌナがいつか…いつか俺達に復讐するだろうって、、
イェリム
イェリム
あの時、私が2人の写真を撮った時に止めるべきだったね?後悔してる?
昔、まだイェリムヌナが普通だった…普通に振舞っていた時、俺はヌナがクプスヒョンとレイヌナの写真を影から撮るのを見ていた。あの時は、ヌナに誤魔化されたんだ。
ミンギュ
ミンギュ
俺がもっと考えていれば…俺があの時止めていれば、、そんな事考えるのはやめたんだ。俺たちは、そんな物じゃなんの傷も受けないよ。
イェリム
イェリム
そうかもね、、でも、あなたは?
ミンギュ
ミンギュ
っ!?
ヌナがもしクプスヒョンと付き合ってた時の写真を公開されたら…?昔のことでも傷つけられる?
イェリム
イェリム
困るでしょ?笑
ドギョム
ドギョム
ねぇ、まだミンギュと話すの?
隣のドギョムが少し拗ねたように言った。忘れていた、、ここはファンサイン会だ。
イェリム
イェリム
ごめんね?ドギョマ
ドギョム
ドギョム
もうこんなことやめてよ、テレビ局で働いて友達も出来たでしょ?
できるだけ笑顔で言った、普通に楽しくペンと会話しているように見せるために。
イェリム
イェリム
友達なんて要らない…あなた達も私から離れていったじゃない、、信じてたのに
周りを見渡すと、ヒョン達はこっちを気にしながらペン達と交流していた。ヌナは、それを少し見ると悔しそうに目をふせた。
イェリム
イェリム
私だって、あの女に奪わなければ…あそこに座っているのは私だったのに。
ドギョム
ドギョム
ヌナの席は、ヌナにしか座れないよ。
イェリム
イェリム
うるさいっ…!!
俺の顔を見たくないとでも言うように直ぐにスングァンの所へ移動した。

プリ小説オーディオドラマ