あなたは狼花になにかしたのか聞くことにした。
あなたは亜嵐に聞いてみることに。
コ イ ツ ら と こ こ で 喋 る と 周 り の 奴 ら の 視 線 が ウ ザ イ ___ 。
あなたは亜嵐を鋭く睨んだ。
あなたは結局わからないまま家に帰った。
次の日、アイツらには会いに行かなかった。
でもその日の夜、たまたまアイツらを見かけた。
普段何をしているのか気になったので、後を付けることにした。
アイツらは、楽しそうに話しながら歩いていった。
アイツらが足を止め、私も物陰に隠れて覗いてみると、
そこには、
数人の女の人達がいた。
女の子もアイツらも、お互いにニッコリ笑い合いながらまた歩き始めた。
何もわからずただついていくあなた。
また少し歩いた先のとある建物内にアイツらが入っていった。
外見はほぼ廃墟のようなビル。
こんなビルに入って何をするのか?
疑問を持ちつつ、音を立てないようにあなたもビルに入った。
忍び足が得意なあなたは、足音ひとつも立てずについて行った。
アイツらだってバカじゃない。
少しでも物音を立ててしまうとすぐにバレてしまう。
だから、しっかりアイツらが何をしてたのか見ることが出来なかった。
でも、私は見た。
涼太が1人の女の人の肩に、
顔を近づけた。
私の思い込みかもしれないけど、
あれは、女の人の肩に
したのかもしれない、
キスを___。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。