無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

第20話

処刑
八代 桃矢
八代 桃矢
俺を・・・・・・俺を実験材料に使う気か?!
菅 誠也
菅 誠也
市民陣営の勝利のためだ。すまない・・・・・・桃矢
さっきから、陣営、陣営って
いい加減、飽きたわ
でもこれを言ってしまえば、人狼という疑いをかけられてしまうかもしれない。あかりが本物だとわかった訳ではないのだから
七森 瑞樹
七森 瑞樹
ごめんなさい・・・・・・
我が身可愛さに走ってしまって、ごめんなさい
私は、何を言っても無駄だと言うように、脱力している────微かに、体が震えている────桃矢に対して、小さく謝罪の言葉を口にした





☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆




それから響いたものといえば、紗奈の議論終了のお知らせだけだった
大空 紗奈
大空 紗奈
投票時間です。各々人狼と思う人に投票してください
電子時計がゼロを刻み、投票画面を映した
8人の名前が表示される
8人・・・・・・
ぐっと唇を噛み締めて、私は桃矢の名前をタップした
さらにOKを押し、投票完了
そして、椅子から立ち上がり、壁際に寄る
ルールでは、立ち上がっても移動しても構わない。ただその時に、こっそりと他の人と話すことが禁止なだけ
それを見てか、澪と翔も席を立った
宮田 佳乃
宮田 佳乃
・・・・・・ああ
菅 誠也
菅 誠也
そういう、ことか・・・・・・
同じように、桃矢を除く全員が、それぞれ壁に背中をつけた
澪は私の隣で、壁の方に目を向けている
大空 紗奈
大空 紗奈
投票結果は、八代桃矢に8票、黒崎あかりに1票。
よって本日処刑対象者は八代桃矢に決定しました
そして直後、優希の時と同じように紗奈が消え、代わりに桃矢がテーブルの中心に転移する
それと同時に、真上に穴が開き、優希を押し潰したあの鉄球が─────桃矢目掛けて落下した
八代 桃矢
八代 桃矢
まみ──────っ
まみ・・・・・・?
桃矢は、うめき声・・・・・・いや、私の知らない女の子の名前を呼んで、潰れた
また、テーブルや高級そうな椅子を、真っ赤に染める
壁際に寄ったとはいえ、私の足にも血がかかった
鉄の匂いが立ち込める
菅 誠也
菅 誠也
はは・・・・・・もう、なんなんだよ
まるで死の感覚が麻痺したように、誠也は譫言のように呟く
人の死を、もう当たり前だと思っている自分が怖い
大空 紗奈
大空 紗奈
八代桃矢、処刑完了しました。
生存者は夜の行動に備えて各部屋に入室してください。本日の議論は終了です
相も変わらず抑揚のない声で、紗奈は姿を見せずにそう言った
「もう嫌・・・・・・助けてよ」
誰が言ったのか分からない。でも、確かにそう聞こえた気がした

シェア&お気に入りしよう!

この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!

りぃあ
りぃあ
ファンタジー・ホラー好きな人見知り(遠回しに言ってるけどコミュ障)です。 小説素人で更新は亀さん。他のアプリでも小説執筆中ですがペンネームは違います。 お気に入り登録・フォロー・コメント・いいねしてくれると嬉しいです。 LJC。 フォロバ100% 最近はYouTube好き。 好きなもの→バンドリ・人狼ジャッジメント・ボカロ・アニソン・魔法とかそーゆー系・グロいの(幽霊とかは無理)・HIMEHINA・KUN・まーしー。・黒澤まどか&弟の姉 涙脆いです。すぐ泣きます。 男の子より女の子が好きです。 『1%でも成功する可能性があるのなら、私はそれに賭けるよ。諦めるのが一番ダメなことだから。奇跡を願わない限り、幸福は訪れないってわかってるから。だから私は、今やるべきことをやるって決めたんだ』
ホラーの作品もっと見る
公式作品もっと見る