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第37話

議論 Ⅰ
市ヶ谷 澪
市ヶ谷 澪
瑞樹ちゃん、大丈夫ですの?
七森 瑞樹
七森 瑞樹
え、ええ・・・・・・大丈夫よ。ごめんね
市ヶ谷 澪
市ヶ谷 澪
仕方ありませんわ
澪は心の底から心配しているのだろうが、実際殺したのは私だ
木乃葉も部屋から出てきて、四人揃って階下に降りる
気まずい雰囲気
この中に、佳乃を殺した人間がいるなら当然の空気か
前を歩く誠也の顔も、さぞ強ばっていることだろう
ついこの前なら、私もこの恐怖に怯えていただろうけど、今はそうじゃない
親友といえど、容赦はしないわ、澪
私が生きのびてやるから





大ホールまでたどり着き、もう今は穴だらけのテーブルを見回す


もう、半分になってしまった


そう考えながら、自分の椅子に座る
3人も緊張した顔でそれぞれの席についた
無言に包まれた部屋で、静かに時が過ぎるのを待った
そして、その時は来た
すっとゲームマスターである紗奈が現れる
テーブルの中央に無表情に立つ彼女は、聞きなれた台詞を機械のように淡々と口にする
大空 紗奈
大空 紗奈
四名の参加を確認しました。
これより、人狼ゲームを開始します
ぴりっと空気がさらに張り詰める
これが最後の議論の時間───
大空 紗奈
大空 紗奈
制限時間は5分間です。時間の延長は1回のみとし、120秒の延長が可能です。では、ゲームスタート
テーブルの時計がカウントダウンを始めた
誰も口を開かないまま、さらに時間は経過していく
ここでアクションを起こすことはあまり良くないわ。誠也が動くのを待ちましょう
そして過ぎ去ること20秒
菅 誠也
菅 誠也
・・・・・・っ今日は、澪か瑞樹の2人から、決める
それを聞き、ちらりと木乃葉を見ると、安心したような表情
そして澪を見ると、ぐっと下唇を噛み締めていた
曲がりなりにも、私たちは親友だから・・・・・・嫌なんでしょうけど
私はまみさんに託された手帳がある。もう時間も、人もいない
ならば、私はこの手帳を持ってこの屋敷から抜け出すしか手はない
この手帳を持って、外へ
それが私に残された使命だから
そう、そうよ。だからここで負けるわけにはいかないわ
それに・・・・・・木乃葉を食らうのも楽しみだし、ね
頬が緩まないよう注意し、誠也の言葉にこくりと頷く
七森 瑞樹
七森 瑞樹
・・・・・・わかったわ。少し、時間をくれるかしら
市ヶ谷 澪
市ヶ谷 澪
瑞樹ちゃんは、人狼ではありませんわ・・・・・・きっと。瑞樹ちゃんは親友ですもの。最後まで、私は瑞樹ちゃんを殺したりはしない
そんな綺麗事を言っているから、あなたは疑われるの
主に、木乃葉にね
そうやって私を庇うのはいいけれど、今人狼の可能性が高いのは圧倒的に私と澪なのよ

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りぃあ
りぃあ
ファンタジー・ホラー好きな人見知り(遠回しに言ってるけどコミュ障)です。 小説素人で更新は亀さん。他のアプリでも小説執筆中ですがペンネームは違います。 お気に入り登録・フォロー・コメント・いいねしてくれると嬉しいです。 LJC。 フォロバ100% 最近はYouTube好き。 好きなもの→バンドリ・人狼ジャッジメント・ボカロ・アニソン・魔法とかそーゆー系・グロいの(幽霊とかは無理)・HIMEHINA・KUN・まーしー。・黒澤まどか&弟の姉 涙脆いです。すぐ泣きます。 男の子より女の子が好きです。 『1%でも成功する可能性があるのなら、私はそれに賭けるよ。諦めるのが一番ダメなことだから。奇跡を願わない限り、幸福は訪れないってわかってるから。だから私は、今やるべきことをやるって決めたんだ』
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