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第14話

処刑
大空 紗奈
大空 紗奈
投票時間です。各々人狼と思う人に投票してください
テーブルに埋め込まれた電子時計が時間を刻むのを終え、代わりに投票画面へと切り替わった
私を除く9人の名前が表示され、画面の上には「処刑対象を選択してください。選択しなかった場合は投票放棄とみなし無効とします」とまで書かれていた
私は迷わず、優希の名前をタップする
確認のポップアップのOKを押し、投票を終えた
妹尾 優希
妹尾 優希
ちょ、ちょっと待ってよ!なんで僕に入れるのさ!
青い顔をしながら必死に弁明をしようとするが、時間がなかった
それに、周りは冷たい
誰もこの空気に反したくない
下手をすれば自分が処刑されてしまうから
妹尾 優希
妹尾 優希
ねぇ・・・・・・何か言ってよ!ねぇ!
大空 紗奈
大空 紗奈
妹尾優希、投票放棄。
投票結果は、妹尾優希に9票。よって本日の処刑対象は妹尾優希に決定しました。
紗奈は淡々と、優希へ死を告げた





☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆




七森 瑞樹
七森 瑞樹
で、処刑って・・・・・・
市ヶ谷 澪
市ヶ谷 澪
本当に殺すんですの?
震える声で澪は紗奈に問う
紗奈は「もちろんです」と答えた
大空 紗奈
大空 紗奈
投票により、妹尾優希を処刑します
紗奈がテーブルの真ん中からふっと消え、それと同時に優希が紗奈がいた場所に転移する
全員
え?
予想外の展開に、全員が混乱した
ここから、どう処刑するの?
そう思っていた時、優希の真上の天井に穴が開き──────黒い鉄球が落ちてきた
妹尾 優希
妹尾 優希
あぐ─────────
鉄球は重力に逆らうことなく落下し、優希を押し潰した
周囲に鮮血が撒き散らされ、顔や服を紅く彩る
鉄球を吊り下げている鎖がじゃらじゃらと鳴った
青谷 木乃葉
青谷 木乃葉
うっ・・・・・・
宮田 佳乃
宮田 佳乃
ちょっと・・・・・・ねぇ!
大空 紗奈
大空 紗奈
妹尾優希、処刑完了しました。生存者は夜の行動に備えて各部屋に入室してください。本日の議論は終了です
木乃葉や澪が口元を押さえ、原型を留めていない優希から目を背ける
どこからともなく紗奈の声が聞こえ、部屋のドアからがちゃんと音がした
自動的に、鍵がかけられていたみたい
菅 誠也
菅 誠也
おいおいマジかよ・・・・・・こんな
誠也は愕然とし、翔やあかりも呆気にとられている
急に吐き気がせりあがってきて、私は椅子から立ち上がって後ずさりした
七森 瑞樹
七森 瑞樹
うそ、でしょ・・・・・・優希
ほんの数分前まで笑っていた優希は、この世から永遠に消え去った

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りぃあ
りぃあ
ファンタジー・ホラー好きな人見知り(遠回しに言ってるけどコミュ障)です。 小説素人で更新は亀さん。他のアプリでも小説執筆中ですがペンネームは違います。 お気に入り登録・フォロー・コメント・いいねしてくれると嬉しいです。 LJC。 フォロバ100% 最近はYouTube好き。 好きなもの→バンドリ・人狼ジャッジメント・ボカロ・アニソン・魔法とかそーゆー系・グロいの(幽霊とかは無理)・HIMEHINA・KUN・まーしー。・黒澤まどか&弟の姉 涙脆いです。すぐ泣きます。 男の子より女の子が好きです。 『1%でも成功する可能性があるのなら、私はそれに賭けるよ。諦めるのが一番ダメなことだから。奇跡を願わない限り、幸福は訪れないってわかってるから。だから私は、今やるべきことをやるって決めたんだ』
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