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第25話

三日目の朝
『ねぇ、ふたりとも。私人狼なの』
『は?何言ってんだ、まみ』
『それってほんと?まみちゃん』
『ほんとだよ。昨日、美波が処刑されたでしょ?人狼でしょ?2人人狼が死んだのに、まだゲームマスターから終わりとは言われてない』
『え・・・・・・ってことは』
『おい、まさかお前』
『あはは・・・・・・私、呪われし者だったの。一昨日、襲撃による被害者がいなかったのは、私が人狼として覚醒したからなんだよ?』
『じゃあ、私が桃矢くんを守ったからじゃなくて・・・・・・』
『そう、私がほんとは襲撃されてたの。ごめんね?そらちゃん』
『でも、なんで今更そんなこと』
『私ね、ふたりを殺してまで生きたいとは思わないんだ』
寂しげな、綺麗な少女の顔が脳裏を過った
彼女を取り囲むのは、驚愕の表情をした少年と、心配げな少女の二人だけ
『だから、ね?私を殺して』
『殺して、なんて・・・・・・』
『何考えてんだっ、ばか!』
『・・・・・・ばかだよ。私、ばかなんだもん。みんなみたいに、頭がいいわけじゃないから。だから』
───自分が死ぬしか、いい方法が見つからないんだ
そう言って、少女は笑った




☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆



七森 瑞樹
七森 瑞樹
・・・・・・っ
がばっと体を起こす
今の、夢って・・・・・・
私は、さっと手帳を見た
風もないのに、ぱらぱらとページがめくられている
そして、なにかのページを開いて止まった
私は急いでベッドから抜け出し、手帳まで近づいた
───頑張って
私が昨日、綴ったページに


昨日まではなかったはずの言葉が、そこには書かれていた
七森 瑞樹
七森 瑞樹
まみ、さん・・・・・・
テーブルの上をころころところがり、水色のペンが床に落ちた音がした

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りぃあ
りぃあ
ファンタジー・ホラー好きな人見知り(遠回しに言ってるけどコミュ障)です。 小説素人で更新は亀さん。他のアプリでも小説執筆中ですがペンネームは違います。 お気に入り登録・フォロー・コメント・いいねしてくれると嬉しいです。 LJC。 フォロバ100% 最近はYouTube好き。 好きなもの→バンドリ・人狼ジャッジメント・ボカロ・アニソン・魔法とかそーゆー系・グロいの(幽霊とかは無理)・HIMEHINA・KUN・まーしー。・黒澤まどか&弟の姉 涙脆いです。すぐ泣きます。 男の子より女の子が好きです。 『1%でも成功する可能性があるのなら、私はそれに賭けるよ。諦めるのが一番ダメなことだから。奇跡を願わない限り、幸福は訪れないってわかってるから。だから私は、今やるべきことをやるって決めたんだ』
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