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第1話

開幕
七森 瑞樹
七森 瑞樹
んん・・・・・・
私は、ゆっくりと目を開けた
どこだか知らない大きな部屋の、それはそれは豪華そうな椅子に、手を背もたれの後ろに回され状態で固定されていた
七森 瑞樹
七森 瑞樹
ここ、どこ・・・・・・?
上手く呂律が回らない。
うっすらと覚えているのは、親友と登校中に後ろからハンカチで口元を覆われ、そのまま意識が飛んだこと
そう・・・・・・そうだ
思い出した。私たち、誘拐されたんだ
突然の事でよく覚えてなかったけれど、今ならわかる
七森 瑞樹
七森 瑞樹
あの子は・・・・・・?澪は?
さっとあたりを見回してみる
その時、目を見張った
私の親友である澪は、同じように私の左隣で、すぅすぅと寝息を立てながら寝ていた
けれど、私たちの他に、ざっと10人前後
男女関係なく、同い年くらいの少年少女が、澪と同じように寝ている
寝ているんじゃない。気を失っているだけだ
七森 瑞樹
七森 瑞樹
なによ、これ・・・・・・
混乱する中、私の声を聞いてか、澪とは反対のお隣さん────右隣にいる男の子が目を覚ました
妹尾 優希
妹尾 優希
ふわぁ・・・・・・
七森 瑞樹
七森 瑞樹
あ・・・・・・
手を拘束されているので、ぐーっと伸びはできないけれど、彼はめいいっぱい体を反らした
妹尾 優希
妹尾 優希
あー・・・・・・おはよう
七森 瑞樹
七森 瑞樹
お、おはよう・・・・・・ございます
ふにゃりと笑った彼に、私は挨拶を返す
なんだろう、この人。
だいぶ呑気なんだろうか
それとも、現状に気づいてないだけ?
妹尾 優希
妹尾 優希
って・・・・・・ここ学校じゃないじゃん!
思わずツッコミを入れたくなる衝動を抑える
え、この人、今までここが学校と思ってたの?
七森 瑞樹
七森 瑞樹
学校じゃ、ないですが・・・・・・ここがどこかご存知ですか?
妹尾 優希
妹尾 優希
んー?知らないなー
七森 瑞樹
七森 瑞樹
はぁ・・・・・・
とても、誘拐された人って感じがしない
それとも、彼は自分の意思でここに来たの?
ううん、それなら誰が彼を拘束して、この部屋に放置したの?
多分彼の、性格上だろうと勝手に認識する
妹尾 優希
妹尾 優希
ね、君の名前は?
ニコッと笑って、身を乗り出して私に聞いてきた
七森 瑞樹
七森 瑞樹
瑞樹・・・・・・七森瑞樹。中学三年生
妹尾 優希
妹尾 優希
へぇ!僕は妹尾優希(せのお ゆうき)。同じく中学三年生さ。タメ口でよろしくね、瑞樹ちゃん!
彼はこの状況に似合わない笑顔で、また笑った





☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆




そして数分後
市ヶ谷 澪
市ヶ谷 澪
瑞樹ちゃん・・・・・・ここ、本当にどこなんですの?
七森 瑞樹
七森 瑞樹
分からないわ・・・・・・ここにいる全員、誰もわかりはしないはず
まだみんな、手を拘束された状態で話す
その場にいる全員─────私を含め全部で10人が目を覚ました

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りぃあ
りぃあ
ファンタジー・ホラー好きな人見知り(遠回しに言ってるけどコミュ障)です。 小説素人で更新は亀さん。他のアプリでも小説執筆中ですがペンネームは違います。 お気に入り登録・フォロー・コメント・いいねしてくれると嬉しいです。 LJC。 フォロバ100% 最近はYouTube好き。 好きなもの→バンドリ・人狼ジャッジメント・ボカロ・アニソン・魔法とかそーゆー系・グロいの(幽霊とかは無理)・HIMEHINA・KUN・まーしー。・黒澤まどか&弟の姉 涙脆いです。すぐ泣きます。 男の子より女の子が好きです。 『1%でも成功する可能性があるのなら、私はそれに賭けるよ。諦めるのが一番ダメなことだから。奇跡を願わない限り、幸福は訪れないってわかってるから。だから私は、今やるべきことをやるって決めたんだ』
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