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第23話

それから
あの出来事から4年。

私は高校1年生になった。

あれからも私は毎日あの神社へお参りしていた。

星さんには会えなくても、星さんがここにいる気がしてたまらなかった。


まだ好き。

星さんと会えなくなってから私は2度、告白されたことがある。

1度目は断ったけど2度目は前を向いて歩きだそうと思い、付き合った。

けど、

やっぱり無理だった。

星さんのことが忘れられなくて、すぐに別れてしまった。

このままじゃ私、誰とも付き合えないな。

私は自嘲する。


梨子とは一応仲直り的なものはした。

っていっても2年からクラスが離れて高校も違って話すこともなくなったけど。

でも、それでもいいと思う。

人は変わる。

そのなかでどう接していくか、

それは、人それぞれでいいも悪いもない。

少し心の距離が離れてもいいんだと思う。

それはしょうがないことだし、

それは人と喧嘩せずに過ごしていくために大事だと思う。

この考えかたがあってるかなんて分かんないけど。

そのかわり心美とは大親友になった。

はじめはそんなつもりなかったのに。

今では星さんの次に自分の気持ちを素直に言える人。

そんな人が出来るなんて思ってなかったよ。


それから、私に新しいお母さんができた。

お父さんが再婚したんだ。

はじめは気まずかったけど気さくで、とっても話しやすい人だったからすぐに打ち解けられた。

弟もこれを気に不登校をやめた。


何もかもが変わった。

それは、星さんがいなかったら起こることもなかったのかもしれない。

たとえそうじゃなかったとしても私はそう思う。


ありがとう。


星さん。




「おーい!緋色!そろそろ行くよ!」

心美が呼んでいる。

「うん!」

私はそう言い、歩きだした。

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