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第7話

疑問
誉められ慣れていない私は少し、いや、結構焦った。

なんとか話を別の話題にふろうとするが、もともとコミュニケーション能力の低い私には到底無理なことだった。

一人であたふたする私を見て、星さんはプッと笑ってきた。

「わ、笑わないでください・・・!」

私は恥ずかしくなって顔を赤らめた。

星さんは笑いながら

「ごめんごめん。あまりにも慌てるものだからつい」

そう言って反省の欠片もない言い方で謝った。

私は、少しむーっとした顔をして星さんを見た。

星さんはやっと笑うことをやめて私を見た。

「そう言えば、どうしてここに来たの?」

星さんが私に言う。

「別に特に理由があったわけではなくて、興味本意で入ってみたんです」 

「ほんとに?」

私は正直に答えたはずなのに何故か疑問で返された。

なんでそんなこと聞くんだろう。

「・・・ほんとですけど?」

顔に疑問を浮かべて私は言った。

星さんは少し考え込むようにして言った。

そしてなにもなかったかのように

「そっか」

と言った。

「何かあるんですか?」

私は聞いてみる。

星さんは、

「別になにもないよ。ただ・・・」

「ただ?」

私が促すと星さんは

「いや、やっぱり大したことじゃないんだ」

と言って話を切った。

私は少し心にもやもやが残った気がしたけど

「そうですか」

と答えて話は終わった。

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