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第13話

あの時④
あの時の私達はまだ子供だった。

こんなことで喧嘩になるなんて・・・


オーディションの結果発表の日

オーディションを受けたみんなが音楽室に集まって期待と不安を胸に結果発表を待っている。

もちろん私と梨子もその一人だ。

「みんな物凄く上手で先生、びっくりしました!このオーディションでもし落ちてしまっても落ち込まずまた挑戦してくださいね!」

先生がはじめにそういう。

でもみんなは上の空でそんなことはいいから早くという雰囲気だった。

「・・・では発表します」

ごくり。

みんなが唾を飲む。

「オーディションに受かったたった一人の合格者は・・・長岡緋色さんです!」

・・・ん?え?私?

ほんとなの・・・?

みんなが悔しそうな顔を隠しきれていないような顔の笑顔で私に拍手をおくっている。

梨子が

「緋色!やったね!おめでとう!」

と言った。

私はまだ現実を受け止めることが出来ずに口を開けたままなにも言えなかった。

だんだんこれが現実だと言うことを理解
しはじめた。

「緋色さん。頑張ってね!」

先生にそう言われて私は嬉しさで胸が一杯になった。

「はい!」

私は元気一杯にそう返した。


私はその日一日嬉しさで弾んでいた。

隣の梨子がどんな顔をしていたのか知らずに・・・

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