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第20話

神社の中
学校が終わるのが待ち遠しい。

私は終礼が終わったあと、鞄を持って足早と教室を出る。

「あ、緋色ちゃん!一緒に帰らない?」

心美ちゃんが話しかけてきた。

でも、私は神社のことを誰にも教えたくなかった。

私だけの秘密基地にしたかった。

だから、

「ごめん。放課後は一人で寄るところがあるの」

と言う。

「そっか!分かった!じゃあまた明日ね~」

心美ちゃんがそう言い私の元を離れていく。

私は今度こそ神社へと足を急がせた。


「星さん!いますか~?」

「あ、こっちこっち~」

奥の方で返事が聞こえた。

私は奥に入って良いのかどうか少し戸惑ってしまったがゆっくりと足を進めた。

そこは、ごく普通の縁側のような場所だった。

でも、そこにはとっても綺麗な花が咲き乱れていた。

「うわ、綺麗・・・」

私はそういつの間にか声を出していた。

星さんは、

「ありがとう。これ、星みたいじゃない?」

と言った。

確かに。

花のはずなのにどれもきらきらと輝いていてまるで、星のようだった。

星の光を分けてもらったかのようなそんな輝き。

私は思わず見とれた。

「・・・一本貰っていく?」

私の顔に欲しいって書いてあったのだろうか。

星さんはそう言ってくれた。

「良いんですか・・・!?」

私は驚いて声をあげた。

星さんはなんでもないと言う風に

「当たり前だよ」

と言った。

「ありがとうございます!」

私はそういって、頭を下げた。

「そんな堅苦しいことしないで」

星さんは笑いながらそう言い

「ちょっと包んでくるね。部屋に入ってゆっくりしてて」

と言って部屋に入って行った。

「はーい」

私は部屋に入ってみることにした。

なんてことない和室。

隣の部屋を少し覗いてみる。

そこだけ何故か洋室だった。

そして、

ピアノが置いてあった。

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